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ドイル著 ホームズ・シリーズより『A STUDY IN SCARLET』『THE SIGN OF FOUR』 おなじみのシャーロック・ホームズの長編。英語のリハビリのために、以前、読んだものを引っ張り出して読みました。 で、気がついたのが、ホームズの言葉の使い方は、何とも“scientific”。著者のドイルはお医者さんですから当然と言えば当然なんですけれど……。どこでそれを感じたかというと、ホームズは“possible”と“probable”を厳密に使い分けているんですね。 もう一つ、今回、吃驚したのが“bandanna”。読んでいたら“bandanna handkerchief”という言い回しが現れて、思わず??? 「バンダナのハンカチって何だ?」 どうにも想像がつかないので、辞書を引くと……。 「バンダナ(bandanna)」とは「絞り染めの布」。なので「バンダナのハンカチ」は「絞り染めのハンカチ」ということなのです。 日本語では「バンダナ」は頭に巻く布ですが、元の意味は全然ちがっていたんですね……。 (2006年10月) A PENGUIN BOOK |