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粋な柄(アサガオ研究室



クリスティ著 『そして誰もいなくなった』

 1939年に書かれたクリスティの代表作(翻訳は1976年の出版)。有名な作品なのに読んでいなかった理由はありません。

 じゃ、なんで今更70年も前の作品を読んだかというと……、偶々、NHK-BSで、4人の作家さん+アンガールズの田中氏がクリスティについて語る番組を見たから。不思議な番組でしたねぇ……。推理小説について語ると“ネタバレ”の危険があるからわかりにくいのは勘弁しろ、という意味のテロップが出るし、実際、発言にピーがある。でも、じゃあ、バレないかというと、ある程度はバレてしまう。

 この番組で面白かったのは、「幸せな出会いをしました」という発言。予備知識ゼロで読んだことを「幸せな出会い」と表現してたんですが、これには深く納得しました。

 だけど、なんでアンガールズの田中氏が居たんだろう……。  

(2010年02月)

早川書房
文庫
1976


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