ぴゃんの本棚



精子発見のイチョウ(小石川植物園



筒井康隆著 『文学部唯野教授のサブ・テキスト』

 さまざまなかたちで話題になった小説『文学部唯野教授』の主人公、唯野教授への 100の質問。
 筒井康隆氏へのインタビュー。
 ポスト構造主義による「一杯のかけそば」分析。

 本書は、以上3本立である。すべて面白いのだが、中でもとくに面白かったのは最後の「一杯のかけそば」分析。文学作品を皮肉って作品にしてしまうところは、筒井氏の面目躍如だと思う。

(1993年11月)

文芸春秋社
1990


戻る

Copyright(C) 2009 ぴゃん(-o_o-)/額鷹

メールアドレス

このサイトはSitehinaで作成されています。